プロジェクトの背景
トレブル代表の原が、社会人生活の激務のなかでアロマの香りに何度も救われてきたことを背景に誕生したブランドです。どんなに大変なときでも、いったん悩みから離れ自分を思い切り甘やかす時間さえあれば、また力強く歩き出すことができる、という信念から、ブランドコンセプトは「自分を甘やかそう。」に決定。男女問わず、頑張りすぎてしまいがちな大人のためのブランドです。まだまだ日本ではメジャーとは言い難い、アロマの香りの力を啓蒙し、広めたいという思いも込められています。
ブランドネーミング・基調色
ブランドコンセプトを表現するネーミングとして膨大な数の候補から決定したのがindulgem(インダルジェム)というブランドネーム。甘やかすという意味を持つindulgeと自分を意味するmeの造語。初見で読めるか読めないかにしたのは、自分だけのブランドとしての愛着を深めるためあえての選択。日本ではアロマ好きの女性、をターゲットとしたブランドが多いなか、indulgemは男性も手に取ってもらいやすいように、ユニセックスでどちらかというと男性的なデザインと色合いを意識しました。基調色はカーキ。補助色としてライトグレー。地球や自然を感じるアースカラーであることも理由のひとつです。
ツールデザインの統一感
商品発送時に同梱するツール等もすべてコンセプトに沿った統一感をもったデザインで作成しています。記載する文章もトレブルのブランドライティングによるものです。デザインだけでなく、読みやすさ、理解しやすさなども配慮して作成しています。ブランド立上げ時は基調色に忠実にブランドイメージを定着することを大事にしています。ボトルラベルのカーキは何度も色校正を行い、視認性、ブランドイメージ等に配慮して設定しています。お客さまはブランドが発信するすべての情報からブランドイメージを形づくります。すべてのツールから同じコンセプト、同じ意思を感じていただけるように統一感を重視しています。
ブランドを象徴する3つのポリシー
ブランドコンセプトにあわせて、ブランドの3つのポリシーを決定。こちらは同梱するカードにもオンラインショップにもうたい、ブランドプロミスとして公表しています。①Unisex(男女の区別なく使える)②Daily Use(特別な道具なく誰でも使える)③Sustainable(自然に配慮しながら恵みを享受する)。デザインや香り、アロマタグの導入、パッケージは箱でなく巾着を採用するなど、3つのポリシーをブランドの商品自体で実現しています。
セントディレクション
性別の区別なく楽しんでいただける香り、すっきり・さわやかな香りを意識しています。「自分を甘やかそう。」のコンセプトを実現するシチュエーションを想定し、そこにフィットする香りをディレクションしています。トレブルのセントディレクターが調香師と連携をとり香りのブレンドは行われます。香りのアイデア・提案力と、香りの知識や調香技術が化学反応を起こし、新ブレンドが誕生します。万人に愛されることを目指すのではなく、想定するたった一人の誰かを思い浮かべながら香りづくりをしています。
オリジナルの香りよる空間デザイン
indulgemでは法人向けにもオリジナルの香り(シグネチャーセント)作成のサービスも行っています。ブランド第二弾の香りupliftは、女性のヘルスケアイベントのためにつくられた香りです。シグネチャーセントの作成、エッセンシャルオイルの商品化。イベント当日は会場の規模、レイアウト等を踏まえて芳香用のディフューザーの手配、ディスプレイの用意などを行います。香りによるブランディングでイベント・店舗・オフィス等の価値を向上します。
- Creative Direction & Copy Writing
- Hara Miyuki
- Design
- Tooku Shou
- Online shop
- Hara Miyuki
- Photo
- Bee’s Photography
- Model
- Aya Iijima, Daisuke Kobayashi
- Scent Direction
- Hara Miyuki