
プロジェクトの背景
コロナ禍でスタートしたWEHealthとしては初の東京・原宿でのリアル開催。フェムテックイベントも近年増加しているが、そのほとんどがBtoBのサービスを紹介するイベント。WEHealthは完全に“個人”をターゲットとしたイベントとして他のイベントとは一線を画す立ち位置での開催を目指すことに。毎年連続して開催するイベントとしての認知の向上を目指しプロジェクトが開始しました。


イベントの基調色の決定
本格的な東京開催を前に、イベントのデザイン性の向上を目指し、イベントとしては毎年同じ基調色を使ったイメージの固定化をすることに。パープル(ステルラのブランドカラー)とイエロー(国際女性デーのミモザカラー)の2色をイベントの基調色にし、制作物の色を統一しました。次回以降もこの2色で展開することでイメージの固定と統一で認知を上げます。プロジェクトでは基調色を固定することの効果や影響力について説明し、コンセンサスを得ながら進行します。
イベントのコンセプト
キービジュアルの作成のためのコンセプト決めから主催者を企画面からもフォロー。ヒアリングを行い「ご自愛」をテーマにすることを決定し、それを表現するものとして“鏡にうつる自分を抱き締める”キービジュアルを作成。ターゲットは30代~40代、仕事もプライベートも頑張りすぎている大人の女性。ペルソナ像にフィットするようなかわいいけれどクセのある独特のタッチのイラストをメインのビジュアルに。

ホームページがイベントの顔に
イベントの情報は、ホームページに一元化されていて、ほとんどの人がWEB経由で情報を仕入れるので、ホームページはイベントの雰囲気やしたいことが明確に伝わるような工夫を随所にほどこしました。キャッチコピー「わたしを愛でる2日間」、コンセプト文、ホームページライティングもトータルで行い、ブランドイメージを整えました。開催前・中・後を通じて、ホームページを見て来場者だけでなく、協賛社、協力会社等の信頼を得ることに成功しました。

イベント装飾にも統一感を
会場内にはテイストの違う協賛各社がブースを構えるため、バラバラな印象になる可能性が高かったため、ブースに統一の社名パネルを掲示することを提案。各社の独自の展示や雰囲気を維持しつつも、イベントとしての統一感をキープできました。また、メインイベントであったトークセッションのステージもイベントの基調色でおしゃれ感、大人かわいいを実現。写真映えする空間ができあがりました。



イベント独自コンテンツ
協賛社ブースのビジネス寄りのコンテンツだけでなく、啓蒙的な独自コンテンツも用意し、パネルと展示を3か所で展開しました。フラットな立場で来場者への提案を行い、それぞれの意見を投票できるコーナーをつくり、見て触って楽しめる体験型コンテンツを意識しました。パネル内容の企画~ライティング~パネルデザインまでを担当。来場者アンケートでも大変好評をいただきました。
ツールすべての統一感
スタッフTシャツ、当日配布用のパンフレット、ポストカード、くじも作成しました。また会期前から商業施設正面のビジョンにて放映されていた、アニメーション動画のディレクションも担当。すべての制作物にイベントの雰囲気を感じる統一感を持たせました。当日のスチール撮影、動画撮影についてもトレブルのクリエイティブチームが会場の様子を収め、盛り上げてくれました。
香りよる空間デザインも
トレブルの強みはビジュアルによるデザインだけの統一感だけでなく、香りによる空間デザインも一括して行えるところです。今回はWEHealthにインスパイアされてつくられた香り(アロマブランドindulgemのuplift)により会場全体を2日間にわたって演出。会場にきたワクワク感、リラックス感、非日常感を香りでも味わっていただき、大変好評をいただきました。
- Creative Direction & Copy Writing
- Hara Miyuki
- Design
- Tooku Shou
- Web site
- Moon Factory
- Photo
- Bee’s Photography
- Filming &Webcast
- 3-works
- Infographic
- TKGraphic
- Scent Direction
- Hara Miyuki
- Aroma
- indulgem