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Personal Branding -Rina Wakui-(2023-2024)

コンセプト/ファッション/クレド作成/写真撮影による個人向けブランディング

トレブルでは、企業や経営者のブランディングの過程で培った経験とノウハウをもとに個人向けのブランディングも行っています。今回は涌井里菜さんのパーソナルブランディングをお手伝いさせていただきました。”世界一明るい視覚障がい者“として有名な成澤俊輔さんの秘書であり公私ともにパートナーでもある里菜さんは、国内外を飛び回り、さまざまな人と会う機会が多い方。どう見られたいか、どういう存在でいたいのかを見つめ直すところからブランディングはスタートしました。

プロジェクトの背景

トレブル代表の原とは、もともと前職自体に秘書という同じ境遇で出会い、仕事もたくさんご一緒していました。独立後、「ファッションのお買い物同行をして欲しい」という里菜さんのリクエストを受けたことがパーソナルブランディング着手のきっかけとなりました。せっかく洋服を買いに行くのであれば、どういうコンセプトで自分を人に見せていくかを考えましょうと提案させていただき、本格的に自分自身と向き合うことになりました。実はお買い物同行の依頼を受けたのは2022年。約1年かけて10キロ近くに及ぶダイエットを経て、ついに本格的なパーソナルブランディングのコンサルがスタートしました。

プロジェクトの背景
まずはヒアリングから

まずはヒアリングから

対面でのコンサルティングで、まずはひたすらにヒアリング。どうなりたい、どうみられたい、今の自分はどうなのか、今の自分と理想の自分のギャップはなどなど、性格から生活、見た目のこと、などなどをお聞きしていきます。そのなかで核となるキーワードを探しながら、漠然としか見えていなかった理想の姿に焦点をしぼっていきます。キーワードは、「声をかけやすい人」に設定。エネルギーを感じる体温高めなあたたかい人。自由にやりたいことをやって人生を謳歌している人。それを色で表現すると…?をお話しながら引き出し、探っていきました。ご本人は自覚していないことでも、問いを繰り返すことで一緒に答えを見つけていきます。二人で出した答えは「ビビッドピンク」。女性らしい華やかさはありつつも、凛とした強さ、エネルギー値の高さを感じます。この色を鍵にさらに言語化を進めていきます。

クレド作成で自分のルールをつくる

クレド(CREDO)とはラテン語で「信条」のこと。言い換えると生きる指針、マイルールとも言えます。このルールを守っていたら、なりたい自分に近づけると思えるマイクレドがあると、パーソナルブランディングは進めやすくなります。これまでのヒアリングに加えて、生きていく上で大切に思っていること、ここだけは譲れないと思うことなどをさらに伺い、言語化します。最後は文章を読みやすく印象的な言葉にリライトし1枚のカードに収まるくらいの文章にまとめます。最終的にはカード化して持ち歩き、ルールを意識できるようにするのがベストです。

クレドカード
完成したクレドを里菜さんご自身でカード化
  • Before
  • After

ファッションイメージを作成

コンセプトやクレドにあわせて、なりたいイメージ、見られたい自分はどういう服装やファッションであれば表現できるのかをまとめます。ファッションのスタイルやイメージ、具体的に今シーズン買うべきものなどをまとめたイメージシートを作成します。ヘアスタイルも大きく自分の見た目を変化させるきっかけになるので、ヘアチェンジもするのが理想です。イメージシートを元に、ヘアサロン同行と買い物同行を実施しました。

写真撮影までが第一のゴール

ある程度コンセプトがかたまり、見た目、ファッションなどがコンセプト通りに整ってきたら、それを最高の写真に収めるところまでが重要です。パーソナルブランディングが体現された自分の姿を視覚的に、目に見える形にすることは、自分にも自分以外にも「なりたい姿」を分かりやすく認識させることができ、効果的です。人はついつい楽な方に流されてしまいがちですので、「この写真の姿をキープしなくてはいけない」と自分を律する戒めにもなります。また現代社会においては、SNSのプロフが自分の分身と言えるほど他者への印象を決定づけます。パーソナルブランディングを行う際には、ぜひ自分が見られたい姿をきちんと写真に残すところまでをセットで考えてください。トレブルでは、カメラマン、スタジオ等の設定、服装、スタイル、ポーズ、色彩含めて撮影のディレクションを行います。

パーソナルブランディングが変えるもの

人に接する機会の多い里菜さん、パーソナルブランディングの過程を経て、どんどん美しく、堂々と変化していったのが印象的でした。パーソナルブランディングが変えるのは外見だけではありません。自分の軸を明確にし、そこをさらに研ぎ澄ませていくことによって心の在り方も、立ち居振る舞いも大きく変わっていきます。2024年7月に盛大な結婚のお披露目パーティーを行った里菜さん。さらに自信を増し、輝く姿が印象的でした。

Creative Direction
Hara Miyuki
Photo
Bee’s Photography

CUSTOMER REVIEWS

お客さまの声

秘書
涌井里菜さん

涌井里菜さん
パーソナルブランディングをトレブルと一緒に行った感想を率直に教えてください。
まずは楽しかったし、本当にやれてよかったです!こんな感じでいれたらいいな、とぼんやりと考えていることはあったのですが、いざ聞かれるとどう思ってたんだっけ?どうしたいんだっけ?があいまいなことに気づくことができました。 1人では言語化しきれなかった、自分が大切にしていていることや大切にしたいこと、 心がけていきたいことをクレドという形で言語化してもらって、立ち返る場所ができました!お買い物も、プロフィール写真の撮影も、全部自分がどうしたいか?をじっくりと考える時間になったし、自分のために、自分を中心に行動できている感じが嬉しかったです。(普段は秘書という役職柄もあり、サポートやサブに回ることが多いので)
パーソナルブランディングを行う過程で大変だったことや、逆に楽しかったことなどあれば教えてください。
自分の思っていることを言葉にしていくこと。自己対話ができていなくて表面的なことは言えても、一歩踏み込んで考える時に言葉に詰まってしまうことが多くありました。そんな中でもいろいろな角度から問を立ててもらう中で、少しずつ形を作っていってもらいました。大変とはちょっと違いますが、やることを決めるまでにもとても時間がかかりました。自分に自信がなかったので、今の私で似合う服装ってなんだろう?とか、もっと痩せてから似合う服を買いたい・・・!とかいろいろなことを考えていたらなかなか一歩を踏み出すことができませんでした。 楽しかったのは、自分が形どられていくのが自分で体感できたことです。クレドで思っていたことが形になり、お買い物同行をしてもらったり、美容室にいくことで、目で見て分かる変化があり、プロフィール写真を撮って、「素敵な私」をビジュアルで見れる。そういう流れが、段階を追って階段を上っていく感じでワクワクしました。
パーソナルブランディングを行ってまわりの反応はいかがでしたか?
前よりもポジティブに声をかけてもらうことが増えました!洋服について「かわいいね」「似合ってるね」と言ってもらうことが多くなりました。
パーソナルブランディングを行ったことで自分自身の変化などは感じていますか?
洋服を買う時にパーソナルカラーの入ったものを選ぶとか、不機嫌になったときや落ち込んだときに「クレドにはなんて書いてあったっけ」と振り返ってみるなど、行動するときの基準ができました!まだ悩むこともありますが、悩む時間が前よりも確実に減ってます。
その他なにかあればなんでも!
今回のパーソナルブランディングを経験して、前よりも自分が好きになれたり、じぶんの感情を大切に扱えるようになってきました。自信がなくて・・・とか、どうしたらいいかわからないけど今よりちょっとでも素敵な人生を歩みたいと思っている人みんなに受けてもらいたいです!

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