
プロジェクトの背景
これまで事務所所属のフォトグラファーであった原野さんが独立し、スタジオを持たない写真スタジオを立ち上げることに。以前よりトレブル代表の原と親交があり、ブランディングの依頼をトータルで受けました。以前よりコンセプトやスタジオ名、ロゴづくりなどを自身で考えていたもののなかなか形にならず、ここはプロに依頼したほうが速いと判断してトレブルへの依頼を決めてくれたそうです。フリーランスとしての独立、法人として起業などのタイミングでのブランディングのご依頼がトレブルではとても多いです。ぼんやりとしたイメージや、やりたいことはあるけれど、「言語化できない」「形にするのが難しい」といった悩みをお持ちの方からのご相談が多い印象です。


コンセプト・ロゴづくり
Bee’s Photographyの撮影の本質、スタジオとして実現したいことを詳細にヒアリングして、全体のコンセプトを決めていきました。写真撮影を「苦手」と感じる人の多い日本で、写真を楽しい体験であると知ってもらうこと、撮った写真をしまっておくのではなくて表に出して楽しむ文化をつくること、をミッションと定めました。師匠から譲り受けた「Bee’s」という言葉を使ったスタジオ名についてもディスカッションを重ねて決定。そしてフォトグラファー原野さんがスタジオの顔なので、トレードマークであるベレー帽をロゴのモチーフとしました。基調色はコンセプト等を加味して黄色に決定。コンセプトにあわせてロゴ案を複数用意し、原野さんと相談しながら決定していきました。
動きのあるホームページで写真を見せる
トレブルで行うホームページづくりでは、常に重視しているのが写真等のビジュアルですが、今回はその写真自体が商品であり成果物である写真スタジオのホームページ。いかに写真を美しく見せるか、写真のバラエティの豊かさを見ていただけるかにも注意を払いました。掲載する写真のセレクトも原野さんと共に行い完成までをフォローさせていただきました。また、ミッションやスタジオの“想い”がしっかり伝わること、メニューや費用の分かりやすさも重視しました。ロゴ作成時に、基調柄(八角形のドット)を作成したので、ホームページにも使用。またロゴタイプ用に作成したオリジナルフォントも使用し一貫したコンセプトでデザインを行いました。動きにもこだわり、楽しく快適に読み進められるよう工夫が凝らされています。ライティング(文章作成)についてもすべてトレブルで行っています。

はじめましての名刺に魂を込める
WEB名刺でもこと足りる時代に敢えて名刺を紙でつくる意味を考え、「覚えてもらえる」「インパクトがある」紙だからこそできる個性の伝わる名刺を提案しています。今回はフォトグラファーというクリエイティブな仕事をしているからこそ「脱ふつう」の名刺を目指し、原野さんと話し合い完成。正方形の印象的な名刺を作成しました。白いロゴはパール箔でプリントしています。紙は手触り感のある厚い紙で。スタジオのスタートを、この名刺を渡すことで相手に印象付けることを意識しています。

ポストカード型パンフレット
「Bee’s Photography」の想いやサービス内容等を簡潔に伝えられる小さなパンフレットとしてポストカード型で作成しました。お客さまからよく聞かせていただく声「こんな楽しい撮影はじめて!」が伝わるように、最高の笑顔の写真を1枚、大きく表面に使用し、文章はゴールド箔で。詳細のテキストは裏面に集約し、あえて写真は極力少なくすることにしました。紙質にこだわり、この人に撮影を任せたいと思っていただけるように信頼感とセンスを感じるデザインにこだわりました。

手元に残る写真集のデザイン
ウェディングや家族写真をご依頼いただいたお客さまにお渡しする写真集のデザインも2種類用意させていただきました。日本ではあまり使われない色を使う「ウェディング×黒」のモダンな写真集がBee’s Photographyならではのデザインとメッセージで完成。家族写真はロゴの基調色でもある明るい黄色を使用したデザインです。手元に残り何度も見返して楽しんでいただけるよう普遍的なデザインも意識しています。


- Creative Direction & Copy Writing
- Hara Miyuki
- Design
- MOURI DESIGN
- Web site
- Moon Factory
- Photo
- Bee’s Photography
CUSTOMER REVIEWS
お客さまの声
Bee’s Photography代表
原野純一さん

- ブランディングをトレブルに依頼した感想を率直にお願いします。
- 「とんとん拍子に進み、あっという間に開業への準備が全て整った」それが率直な感想です。私はフリーランスフォトグラファーとして、年に3回しか休みがないほど業務に追われていましたが、定期的なミーティングと、その時に出る少しの宿題をこなしていくだけで、(その分原さんは大変だったと思いますが)どんどんゴールが見えてくる感覚でした。私にとって特に良かったことは、ミーティングが主にインタビュー形式だったことです。あれもやりたい、これもやりたいとまとまらなかった事業計画が、話す過程でクリアになって行き、「これが売り!」「他に類のないコンセプトはこれ!」といつの間にかビジョンが明確になりました。また原さんが新しい角度から事業や私の長所を指摘してくれて、それがそのままコンセプトの一つになったこともありました。一人で考えることも大切ですが、今の時代に合った感覚や女性のこまやかな目線で、今求められているものを教えてくれたのもありがたかったです。
- もともとは自分でコンセプトやホームページづくりをしようと思っていたと聞いています。トレブルに依頼しようと思ったきっかけは何でしたか?
- 撮影以外の業務(営業・新商品デザイン・プレゼンなど)に携わっていた時期もあり、さらに数年前から会社をつくる構想は持っていたので、自分で温めてきたコンセプトをある程度カタチにできる自負がありました。起業に関する本も数冊読み、書かれているとおり実際に準備を進めていました。ホームページ制作サイトも充実しているし、テンプレートを使えば誰でもお洒落なサイトをつくることもできます。実際にテンプレートを利用してホームページを2度ほどつくりましたが、そこでどうしても越えられない壁があることに気づきました。それは「手作り感」です。好きなどのブランドのサイトを見ても、そんなテンプレートを使っている所はひとつもありません。ようやくプロに任そうと思えるようになり、一気に気が楽になりました。
- ホームページやデザインツールの評判はいかがですか?
- どれも自分の想像の範疇を超えるものばかりで、とても気に入っています。特に名刺はお客さまの反応が一番よく分かります。私は映像を提供する人間です。クリエイティブにかかわる人間として、センスを問われることが少なくないと感じています。つくっていただいたツールはどれも清潔感の中にオシャレな要素、遊び心、こだわりがあり、そして自分らしさが詰まっています。著名人の撮影もよくあるのですが、その方々からも「素敵ですね!」と褒められることも多いです。デザインツールのおかげで話が弾んだことが何度もあります。
- 見ている方にメッセージがあればお願いします。
- (失礼ですが)もともと私はコンサルタントには半信半疑でした。皆さんの中には同じ考えをしている人がいるかも知れません。狭い知見ですが、成果がなかったという他での話を聞いたこともあります。その上で今回お願いして良かったと実感したのは実は「優秀な人材を期間限定で安価に雇っている」という状態であるということに気付いたときです。でもそれはコンサルなら何処でも良いと言う訳ではないと思います。疑い深い(笑)私が、ここまで満足できたのは、原さんが私以上に私の事業に興味を持ってくれたからだと思っています。一見当たり前のようなことですが、実は一番大切なことだと思います。
- その他なにかあればなんでも!
- 10年戦える武器を手に入れることができました!
毎日自信を持ってビジネスの現場に向かえています。本当にありがとうございました。
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